<去年12月、シカゴの先物取引所に世界で初となる水先物が上場した。水資源管理に役立つと期待されているいっぽう、水への適切なパブリックアクセスへの懸念も示されている......>

 米CMEグループが運営するシカゴの先物取引所「シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)」は、2020年12月7日、米国の新興企業向け株式市場「ナスダック」との提携により、世界で初となる水先物を上場した。

 水先物は、水価格指数「ナスダック・ベルス・カリフォルニア・ウォーター(NQH2O)」に基づいて取引される。

 この指数は、米カリフォルニア州の地表水および地下水盆4カ所の水利権の賃借や売買の取引価格をもとに、エーカー・フィート(1エーカーの面積を深さ1フィートで覆うのに必要な体積:約1233キロリットル)を1単位として米ドル建てで定められるものだ。2021年1月7日時点の指数は499.83ドル(約5万1920円)となっている。

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https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/01/post-95356.php
2020年1月8日 16時45分