マッチングアプリで知り合った就職活動中の20代の女子大生に睡眠薬入りの飲料を飲ませてわいせつな行為をしたとして、警視庁捜査1課は13日、準強制性交容疑で、東京都新宿区左門町、リクルートコミュニケーションズ(東京)の元社員、丸田憲司朗被告(30)=同容疑で起訴=を再逮捕した。調べに対し、黙秘している。

 捜査1課によると、丸田容疑者は就活アプリに有名国立大学出身と装って登録し、就職の相談に来た女子大生を、飲食店で酒を飲んだ後に自宅マンションに誘い込んでいた。

 再逮捕容疑は、昨年10月31日深夜から午前までの間、自宅マンション内で、女子大生に睡眠薬入りの飲料を飲ませ、わいせつな行為をしたとしている。

 丸田容疑者は、これまでに同容疑で2度逮捕、起訴されている。丸田容疑者の携帯電話内に残されていた動画で被害が発覚した。携帯内には、同様の動画が数十件あるといい、捜査1課は、他にも被害に遭った学生がいるとみている。
https://www.sankei.com/smp/affairs/news/210113/afr2101130005-s1.html