四国電 燃料不足で発電車稼働

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/20210115/8000008595.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

1月上旬からの寒さによる電力需要の高まりで火力発電所の燃料が不足していることから、
四国電力は災害現場などで使う発電車を臨時に稼働させて、電力を供給する異例の対応をとっています。
四国電力は引き続き、節電への協力を呼びかけています。

1上旬からの寒気で冷え込みが厳しかった四国では暖房の使用などによる電力需要が高まり、
四国電力が火力発電所をフル稼働した結果、燃料となるLNG=液化天然ガスと
重油が不足している状況だということです。

このため四国電力送配電は、今月12日からガソリンスタンドで軽油を調達し
災害などで使用する発電車を臨時で稼働させています。
15日、高松市内の変電所では発電車1台を高圧線でつないで電力を供給していました。
1台の出力は最大240キロワットで1時間稼働すれば一般の家庭1か月分の電力をまかなえるということです。

電力の供給不足を理由にした発電車の稼働は初めてで、当面は8台の高圧の発電車を活用して供給を続けることにしています。
四国電力はLNGと重油を追加で調達する手配を進めていますが、早くても1月末ごろまでかかる見通しだとしています。

四国電力香川支店広報課の藤村秀治副長は「燃料は海外から輸入しているのでどうしても時間がかかる。
日常生活に支障がない限りで節電への協力をお願いしたい」と話しています。

01/15 19:17