ワクチン対応遅れる日本、理由は
産経2021.1.15 21:36
https://www.sankei.com/life/news/210115/lif2101150059-n1.html

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米製薬大手ファイザーのロゴを背景に
「新型コロナウイルスのワクチン」とラベルが貼られた瓶
=2020年10月30日(ロイター)

 欧米に比べ、日本はワクチン接種への対応の遅れが目立つ。
ワクチンには副作用のリスクが伴うため
国内での治験が重視され、承認手続きが進んでいない。

 国内では昨年12月、米製薬大手ファイザーから承認申請があり、
厚生労働省は、他の先進国で承認されているなどの条件を満たせば
審査手続きを簡略化する「特例承認」の手順に沿って審査を進める。

 一方、日本人に投与しても安全かを確認するために
原則国内でも治験が必要という方針を堅持。
2月までに終了予定の日本人約160人を対象とした治験の結果を
見極めて判断する。

 最短で2月に承認されても、一般向けの接種は今春以降にずれ込む。
まずは医療従事者から優先接種を始め、
続いて重症化リスクのある高齢者への接種体制を整える。
基礎疾患のある人、高齢者施設職員らは4月以降とみられる。


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