時短要請でテイクアウトが急増

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/20210115/8000008596.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

感染対策のため、松山市で酒を提供する飲食店は13日から2週間、営業時間を短縮する要請を受けています。
この難局を乗り越えようと飲食店の中には、持ち帰りメニューの拡充や
宅配サービスの強化など工夫するところが増えています。

松山市二番町にあるスポーツ観戦をみながら、お酒が飲める居酒屋です。
去年11月、感染拡大が落ち着いたと判断して、新規オープンしましたが
直後に感染の再拡大に見舞われ苦しい状況が続いています。
店では今回の時短要請を受けて夜の営業を取りやめました。
その分ランチと持ち帰りに力を入れることにし、メニューを従来のおよそ3倍の30種類に増やしました。
15日も昼どきには、ランチの接客と並行して、ちゅう房で弁当作りに追われていました。
弁当の箸袋には、「美味しいものを食べてコロナに勝つぞー!!」と手書きのメッセージが添えられています。

時短要請の期間中、宅配する商品を割引きして販売を増やし、乗り切ろうという飲食店もあります。
松山市の中華料理店が活用しているのが外部の宅配代行サービスです。
去年5月から活用していますが時短要請が始まったおとといからは宅配する商品全てを
2割引きにしたところ、初日は1週間前と比べて70%注文が増えたということです。
15日もランチの時間帯、配達員が到着しては、商品を受け取り素早く出発していました。

料理の持ち帰りが増えるとみて日中の営業時間を延ばしたところもあります。
松山市のカレー専門店はふだんはランチと夜の合間の午後3時から5時まで
店を閉めていましたが13日からは切れ目なく営業することにしました。
すべてのメニューを持ち帰れるようにしたところ、14日は、
宅配と合わせてふだんの倍となる15件の注文があったということです。

01/15 19:17