筑波大学は1月22日、コロナ禍における支援事業として、近隣の企業や農家から提供された食料を同大学生に無料配布します。集まった食料は合計で20トン以上。想像を超える手厚い支援に学生からはうれしい悲鳴が上がりました。

同事業はコロナ禍で仕送りやアルバイト収入が減った学生のために企画されたもの。近隣の企業や農家に協力を願い出たところ、合計20トンを超える大量の支援品が集まったといいます。大学への取材によれば内訳は以下の通り。

・お米7トン
・レトルトご飯4000個
・カップ麺2万個
・パスタ1000食
・レトルトカレー2000個 
・リスカスーパービッグチョコ1万6000本
・缶詰2300個
・飲料7000本
・キャベツ540個
・白菜550個

その他、数えきれない量のお菓子や調味料など

集まった食料品は、22日10時より学生宿舎「グローバルヴィレッジ」にて先着順で配布される予定(受け取りには学生証の提示が必要)。当初は1人分ずつ小分けにして配る計画でしたが、想定を超える物資が提供されたため、同大学は「持っていけるだけ持っていってほしい」としてキャリーケースやリュックサック等の運搬手段を持参するよう呼び掛けました。

あまりの事態に、学生のTwitterでは「ありがたい」「この大学に入学してよかった」「クソデカ配給」「笑うしかない」と反響。感謝と困惑が入り交じった投稿が散見されます。

支援事業を運営する同学事業開発推進室は「これだけ思っていただけることは本当に幸せ」と感謝を述べるとともに、学生に向けて「助けていただいた恩を忘れずに、卒業してから社会に還元してほしい」と伝えています。

【22時07分 追記】

支援を受けるためには学生証の提示とマスクの着用が必須となります。また、駐車場に限りがあるため、車での来場は控えてほしいとのことです。

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2021年01月21日 16時27分 ねとらぼ
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2101/21/news111.html