※MBSニュース

兵庫県洲本市で男女5人を殺害したなどの罪に問われ、1審の死刑を破棄して無期懲役が言い渡された男について、最高裁は男の上告を退ける決定をしました。

 2015年、兵庫県洲本市で男女5人を刺殺したなどの罪に問われた平野達彦被告(46)は、1審の裁判員裁判で、完全責任能力を認められて死刑判決が言い渡されました。その後、去年に大阪高裁で行われた2審で、新たな精神鑑定の結果から「心神耗弱状態にあった」として、1審判決を破棄して無期懲役が言い渡されました。

 その後、平野被告側は「心神喪失状態だった」として無罪を主張し、上告していましたが、最高裁は今年1月20日付で上告を棄却する決定をしました。

 これで2審の無期懲役の判決が確定することになります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cbdaae182c18a56d9e165254bacae5fd8636f51e