兵庫県姫路市の市議会議員が市の職員に威圧的な言動を繰り返した問題で、議員は「パワハラの認識はなかった」と主張しました。

「適当なこと言うて、人をあしらいよったらワシもとことんいくで」「あかんのやったら1人くらい飛ばしといてえな。けったくそ悪い」(松岡市議の音声)。姫路市の松岡広幸市議はおととし、市に公園のフェンスのかさ上げを要望した際、威圧的な言動を繰り返し、担当した職員の異動を求めました。市は「不当要求行為」と認定しています。21日に開かれた市議会の百条委員会で、松岡市議は発言を認めたうえで、「上司と部下の連携の悪さに対する怒りで、要求を通すためではない。パワハラの認識はなかった」と主張しました。一方、職員らは「市議は優越した立場にあり、パワハラと感じた」「威圧的な言動を伴う要求は他にも何回かあった」と訴えました。松岡市議は、この問題をめぐって市長から「警告書」を出されたことに対し、名誉を傷つけられたとして、損害賠償を求める裁判を起こしています。

ABCニュース 1/21(木) 19:08配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210121-00029303-asahibcv-l28

 兵庫県姫路市の市議会議員が市の職員に威圧的な言動を繰り返した問題で、市議は1月21日に開かれた百条委員会で「思慮分別なく言葉がぽっと出ただけだ」と述べました。

 「適当なこと言うて人をあしらいよったら、わいもとことんいくで。一人くらい飛ばしとってえな、けったクソの悪い。」(1月8日の百条委員会で公開された音声データ)

 姫路市によりますと、松岡廣幸市議(54)は2019年6月、市内の公園のフェンスをかさ上げするよう要求した際、担当職員に対して威圧的な言動を繰り返したということです。

 市はこれを「不当要求行為」と認定。市議会は百条委員会を設置していますが、今年1月21日の証人尋問で松岡市議は「特段思慮分別なくその言葉がぽっと出たとしか言えない。元々強い意思や目的意識はありませんでした」と述べました。

 Q不当な要求だということは自身で認める?

 「不当な“言い方”なんでしょうね。不当な言い方をしてしまって申し訳ありません。そこは口が悪いのは反省しています。」(松岡廣幸市議)

 百条委員会では今後、辞職勧告も含めて議論が行われ、2月下旬に最終報告をまとめるということです。

MBSニュース 1/21(木) 17:50配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210121-00036710-mbsnewsv-l28

兵庫県姫路市の市議会議員が市の職員に威圧的な言動を繰り返したことが、「不当要求行為」に認定されていた問題で、議員は、争う姿勢を見せました。

姫路市の松岡広幸議員(54)は、おととし市内の公園のフェンスを高くするよう職員に要望した際、威圧的な言動を繰り返し、この職員を異動させるよう上司に求めました。

「人事課長に言うて換えてくれ、秋にそんなできの悪いやつ。顔見んのもけったクソ悪いわ」(公開された松岡広幸議員の音声データ)

21日開かれた、百条委員会で松岡議員は暴言を認めました。

しかし、市がこれらの言動を「不当要求行為」と認定したことに松岡議員は反論しました。

「多弁ですので、様々に誤解かけまして申し訳なかったと思っております。それら(特定の人の辞職を)を目的としたことはありませんので」(姫路市・松岡広幸議員)

「(不当要求行為と認定されたのは)おかしいという風にうちの顧問の先生も仰っておられるので、その方向で頑張りたい」(姫路市・松岡広幸議員)

百条委員会は2月下旬に最終報告をまとめるということです。

関西テレビ 1/21(木) 20:08配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210121-20081101-kantelev-l28
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210121-20081101-kantelev-000-1-thumb.jpg