※東海テレビ

愛知・名古屋市で、救急搬送先の医療機関の調整が難航。

高齢者2人が、相次いで心肺停止状態になっていたことがわかった。

新型コロナウイルスによる医療ひっ迫の影響とみられている。

名古屋市で22日、70代女性を救急搬送する際、8つの医療機関から「ベッドが満床」などの理由で受け入れを断られた。

36分後に市外への搬送が決まったが、病院到着前に心肺停止状態になったという。

また、24日も60代男性の搬送が同じような状況で遅れ、その後、心肺停止状態になった。

市は、その後の2人の容体を明らかにしていない。

名古屋市によると、医療機関が決まらず、搬送に時間がかかり、患者が心肺停止になったのは初めてで、「コロナウイルスの影響があるのではと推測している」としている。

2021年1月25日 月曜 午後11:45
https://www.fnn.jp/articles/-/135641