国連のグテレス事務総長は25日、スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム(WEF)」が主催するオンライン会合
「ダボス・アジェンダ」で演説し、新型コロナウイルス感染症のワクチンを世界各国で公平に普及させることが
「全ての国の利益になる」として、先進国に協力を訴えた。

グテレス氏は「ワクチンは高所得国にはすぐに届くが、貧しい国々には全く届いていない」と述べ、自国第一主義をけん制。

発展途上国にも公平に分配することが「世界経済を再開させる最速の方法だ」と強調した。
https://www.chunichi.co.jp/article/191394