Electrification Coalitionは2021年1月13日、自動車メーカーや充電器メーカー、ライドシェア企業など17社とともに
電気自動車(EV)の普及に向けた経済協議会Electrification Coalition Business Council(ECBC)を立ち上げると発表した。
EVと充電インフラを大規模に展開する政策とプログラムを推進し、米国における輸送部門の電動化に向けた課題を解決していく。

 Electrification Coalitionは米国の超党派の非営利団体で、石油依存によって発生する経済や公衆衛生、安全保障に関する課題の解決に向けた政策と行動に取り組んでいる。
輸送のバリューチェーンに関わるステークホルダーと協力し、人やモノの移動の電動化を推進する。

 ECBCには、Ford Motor(フォード)やGeneral Motors(GM)、Kia Motors(起亜自動車)、
Volvo Group North America(ボルボ)といった大手自動車メーカーの他、EVベンチャーのRivianやArrival、UberやFedExが参加する。
EVの充電に関してはEVgoやRhombus Energy Solutions、商用車向けのパワートレインや電動化を手掛けるROUSH CleanTechやProterra、AMPLY Power、
自動車販売店を支援するCox AutomotiveなどもECBCのメンバーに名前を連ねる。

 GMのグローバル規制担当エグゼクティブ・ディレクターであるRobert F. Babik氏は「2025年までに30車種のEVを投入するため270億ドルの投資を計画しているが、
EVが普及するには継続的なリーダーシップや業界の協力、公共政策による支援を組み合わせなければならない。
ECBCを通じて消費者と社会にとってのEVのメリットを拡大するとともに、電動化された未来を実現するためのインフラの支援や消費者へのインセンティブといった政策を提唱していくことを楽しみにしている」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/63531a3020c9086a7c95ece1140167a0a00d4cd8