高齢者の「死後の贈与」契約は「公序良俗に反する」 身元保証代行のNPO敗訴 [蚤の市★]
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身寄りのない高齢者の身元保証代行を請け負う愛知県内のNPO法人が、死亡した高齢者との贈与契約に基づき金融機関に預金の返還を求めた訴訟の判決が名古屋地裁岡崎支部であり、近田正晴裁判官は「公序良俗に反する契約で無効」として請求を棄却した。高齢者と身元保証代行団体との間で交わされた、死亡時の財産の贈与契約(死因贈与契約)を無効とする司法判断は極めて珍しい。
身元保証代行は監督官庁がなく、契約の不透明さがしばしば指摘されていた。2016年には日本ライフ協会(東京)が高齢者からの預託金を流用していたことが発覚して破産し、社会問題になった。
◆「葬儀費用引き出せない」
28日の判決によると、安城市のNPO法人えんご会(神谷邦子代表)は17年1月、市社会福祉協議会が運営していた養護老人ホームに入所中の80代女性と、身元保証や緊急時の対応などを支援する契約を約90万円で締結。さらに1カ月後、女性に「亡くなったときに預金が引き出せないと葬儀費用などが支払えない」などと事実と異なる説明をし、「不動産を除く全財産を贈与する」との死因贈与契約も交わした。
女性は翌年死亡し、同会は碧海信用金庫(同市)に約620万円の預金の払い出しを求めたが、信金は契約書の不備や過去に同会と預金者の遺族とのトラブルがあったことなどを理由に拒否していた。
◆NPO代表「高齢者に寄り添った活動」と控訴へ
近田裁判官は、身元保証を入所の条件にしないよう求める厚生労働省の通達に反し、ホームの入所者の半数以上が同会の身元保証代行サービスを受け、同様の死因贈与契約も行われていたことを批判。「身元保証代行の中身も不明確なのに、さらに贈与を求めたのは民法90条の公序良俗違反の暴利行為(相手の経験不足などに付け込んで不当な利益を上げる行為)に当たる」と判断した。
判決後、神谷代表は「高齢者に寄り添った私たちの活動に対し、不当な判決だ」と控訴する意向を示した。
◆超高齢社会、支援のあり方に一石
高齢者の身元保証代行を巡る不透明な契約を無効とした判決は、「おひとりさま社会」とも呼ばれる超高齢社会の中、身寄りのない人への支援の在り方に一石を投じたといえる。
国は身元保証がないことを理由に入院や施設入所を拒否してはならないこと、延命医療などの医療同意については、本人が意思表示できない状態で家族もいなければ医療チームの協議で決めていいことなどをガイドラインで定め、「脱・身元保証」の流れをつくってきた。
◆病院や施設で身元保証求めるのは通例
しかし今も多くの病院、施設でいざというときの対応への不安などから身元保証を求めることが通例になっている。
高齢者の権利擁護に詳しい熊田均弁護士は、今回問題となった贈与契約が「全国的にみれば、氷山の一角ともいえる」と指摘。「サービスの提供者が利用者から利用料の他に金銭贈与を受ける場合、まして判断能力に不安のある高齢者である場合は、極めて慎重に進めるべきだ」と訴える。
愛知県医療ソーシャルワーカー協会副会長の野田智子さんは「使いやすい成年後見サービスや、それぞれの病院、施設ごとのガイドラインづくりなど地域の連携を進めていけば、身元保証は不要になるはず」と強調する。だが現状では医療や福祉関係者の関心は決して高くない。「高齢者の権利の中心に第三者が入り込むことで、大事な一線を踏み越えてしまう怖さを感じる」と話す。(安藤明夫、鈴木渉太)
東京新聞 2021年01月30日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/83001 不動産の資産も受け入れるべきだな
マイナスにならない資産だけ継ごうとすんな
と親類がいれば思うことだろう >>6
国が貰ってハッピーエンドなのです
カスッ♪
ゲラゲラ 今後、新しい仕組みを考えないと
ずるい人が得する事になりそう
納骨まで責任もってくれたら不動産含めて全部あげたいわ 「公序良俗に反する」とか、またふわっとした理由やな これは地裁の判決が無茶だろ
正義感はわかるが、法の不備を無理に裁判官が解決しようとするな >>2
そういう人に限定承認っていう、清算手続の一種があるんだけどな。
会社の解散でやる清算に近い制度。
マイナスにならない資産だけ継ごうとすることは法が認めている。
ただし、ちゃんと裁判所が関わるところで清算してからな。 >>12
不備じゃないよ。
公序良俗違反はちゃんと法に書いてある。 公序良俗違反は他に理由がない場合に無理やり使われてる気がする。日産自動車事件とか。 この手の法人は、
ナウシカに出てくる蟲使いみたいなもの。
死体から宝石を盗んで私財にするんだよ >>16
だから不備じゃないんだよ。
ちゃんとそういうことがあるって予定してる一般条項。
みだりに使うべきでないってことと、法に書いてないってことは別のこと。 >>14
限定承認は、相続時に知り得なかったマイナスが後で判明したときに相続人が破滅しないようにする制度であって、相続前に官報に出して債権者の名乗り出を待つプロセスがあるから、「マイナスにならない資産だけ継ごう」というより「相続額を超えるマイナスが無いことを一定程度は確認してからプラスなら継ごう」という制度だね。
実際にやる人はすごく少なくて、弁護士でも限定承認を取り扱った経験者は少ない。俺はやったので詳しいよ。経験があってやってくれる弁護士さん探すのたいへん。 >>17
かつらにするために死体から髪を抜く羅生門の老婆のよう これを認めちゃうとボケ老人からたらふくふんだくることができちゃうし
身元保証を不要にしろっていう国の要請に反するから
これに裁判所は加担できないってだけ >>20
マイナスになったら継がない
それはマイナスにならない資産だけ継ぐってこと >>23
そういうときたらふくってコトバは使わないのな まあこういうNPOがやってることは、法と現実のスキマをついて暴利を得ることだから、公序良俗違反の判決は妥当だろう。
しかし、病院や施設が国の要請を無視して保証人を要求し続けてるなら、国もそういう施設には補助を停止すべき。そうすれば一発で無くなるのだから、厚労省にやる気がない。
ここでも霞が関の劣等生、厚労省のダメさが表れている。 身元保証、緊急対応で90万
で、遺族居るのに預金贈与しろ
えげつない商売やな >>26
身寄りがない老人が行くところが、一発でなくなるんだが、想像できるか?w 共産や創価などの宗教がよくやってる手法だな
資産家をオルグして分捕り
法整備で商売が出来なくなるのは嫌なので頭狂新聞を使って情報操作 遺体や遺物の処理までやってくれるなら寧ろ契約したいけどね
きっちり法整備して欲しい >>24
違う。「マイナスにならない資産だけ継ぐ」と「マイナスにならないなら継ぐ」は違うことだからだ。限定承認は、マイナス資産が存在するのにプラス部分だけを継がせる制度ではない。
おれは実際に限定承認をやったんだから、全部知ってるってw
ちなみに、公告後も債権者が現れると債務じたいは消滅していないから、限定承認額の範囲内では債務を負うというのが通説。この解釈が有力なために限定承認のメリットが減じられており、限定承認が普及しない大きな理由。この点がまさに、「マイナスにならない資産だけ継ぐ」ことではない証拠。
なお、俺の場合は違うが、限定承認は被相続人に借金があるけれど被相続人名義の家屋は手放したくない場合に使われることが多い。この手法はちょっとややこしい。 >>24
それは不可
なのでうちは相続放棄したww 認知症との契約だと完全にアウト
相手は契約内容理解できてないからな >>39
ああ、知恵遅れなんだねw
>>40
できるのが限定承認って制度なのな?w >>36
あのな、清算して、マイナスになったら責任をとらなくていい、
プラスが残ったらもらえる、
そういう制度なのな?w 高齢者介護もビジネスだからな
せめて医療や介護は誰でも無償でうけられる社会でないと
相手の弱みに付込んで商売するのは公序良俗に反する 何でプラスだけ引き継げると勘違いしちゃうんだろう。
お馬鹿さんなのかな 清算したあと残ればプラスだけ引き継げるんだよバカだねw リバースモーゲージは法で定めないといけないということか。怪しげなNPOに任せられるものではない。 老人ホームへの身元保証がハイエナNPOの温床になってるわけだ
しかもホームを経営するのが社福で、入所者の半数が同じ被害に遭ってるとは、社福の責任も大きい
妥当な判決だが、社福が身元保証請求をやめなければ問題は解決しない
それは厚労省の通知で廃止させるべきだな
過剰な身元保証請求の横行は独居老人の増加とともに改善を求められている
厚労省以外の他分野でも、廃止して欲しいが、これは行革の一貫で河野の出番になるかもしれない 国が身元保証してくれないからこんなとこに頼るしかなくなるんだろ
死んだら国が遺産受け取るんだから死ぬまで面倒見るのが当然だろ 家でやってるのもアウトになるのかな。
同居ニートが追い出される事になるから裁判沙汰の元だと思ってたが。 死後とか相続どうこう以前に
「あなたに全財産を贈与します(借金以外)」っていう
非常に都合のいい契約書が有効なのかどうかという問題じゃないかな
高齢者相手にそんな契約を交わす時点でもうオレオレ詐欺と変わらん感覚だが
もしも何かの間違いで、この契約書に実印とか押しちゃったら全財産を取られるのかっていう このNPOはただの保証代行で90万、死んだら620万、計710万もふんだくろうっていうんだから、闇金ウシジマくんも真っ青な悪徳業者だな
こんなのが大手を振って商売できるというのがおかしいわ
さっさと改善しろ、バカ厚労省め >>43
だからお前より知ってるって。手続きも弁護士と相談しながら全部やったから。
お前の知らないディテールも落とし穴も全部知ってるのw 自分が死んだ時に飼ってるペットが生きてたら、幸せに最期まで世話してくれる人か施設に全財産あげたい。たぶん何千万かにはなると思う。 >>26
保証人がいない場合、病院によっては前金制+連絡先にしてくれるところ増えた
情報弱者や助けを求められない人(主に高齢者)向けの隙間暴利産業だよね
しかし市社会福祉協議会が運営している老人ホーム入居者の半分が契約って、間違い無くNPOと裏で繋がっているんだが市としてそれは問題だろうに >>59
市役所から社福、NPOへの天下り…てなところだろうな
想像するだけでも目眩がしてくる 法規制して、必要経費以外は受け取ってはならない、監督官庁に明細書と帳簿の提出義務
ってことにした方がいいな
そうしないと、むしり取られるわ、金を出さない奴は劣遇されるわで、よくないだろ 限定承認でも、プラスの財産だけ引き継ぐという虫の良いことはできないのは当たり前。そうでなければ、誰でも皆限定承認をしている筈w
限定承認は、「マイナス財産が後から判明して相続人が破滅しないように、後で故人の債務が判明しても相続人は相続した額を超えた債務は追わないようにする」手続きに過ぎない。基本的には限定承認しても債務は相続してんだよ。
なお、相続前に官報公告して債権者に名乗り出を求めるが、名乗り出ずに後から現れた債権者に対して、限定承認相続者は債務を(相続した額を限度として)負う。
だから破産や清算とは実は違う。一般的解説書のよくある説明はそこまで書いておらず問題。
典型的な限定承認への誤解がレスされているので、書いておくとそうなる。 >>56
しかし、身寄りが無いか、世話してくれる親族がいない高齢者にとって、死後の自分の預金がNPOに行こうが国庫に行こうが薄情な親族に行こうが関係ないから、当該高齢者は被害者とは言えないな。
NPOを利用しただけで、被害はこうむっていない。
保証人を要求する施設と、それをやめさせられない監督官庁が悪いだけ。 >>62
清算をして、マイナスがあれば責任を負わなくていい
プラスが残ればそれを引き継ぐ制度なw NPOだと警戒する
zが通名で紛れてるんじゃないの?
大手企業が参入すりゃいいのに >>63
コメントに矛盾がある
被害者が存在しないなら、何が悪なのか
施設も監督官庁も悪くないという結論になるはずだ
実際には、死後は野となれと考えている老人ばかりではなく、遺産は然るべき相手や使途に渡って欲しいと考えている者の方が多いわけで、彼らが被害者となる
また、仮に遺族がいるなら、保証代行など問題にならないだろうが、それでもなお代行サービスを使ったというなら遺族も被害者だな >>62
限定承認しない理由の9割は単純承認をするからで残りの1割は手続きがめんどくさいからだと思う。
限定承認を知らないってのが9割の中の大部分を占めるんだろうけど。
あと先買権は知っておいた方がいいと思う。
これを知らずに限定承認を諦めるケースが多い。 「ちっ 商売の邪魔しやがって」 信金ナイス!
他では怪しげな議員、輩から理事長に電話も入って支払われてる
例もあるだろうな この件だけの個別の事例によるところでなければ
後々足かせになるぞ
それも90条使うなんて 親族がいてもお互いもうヨボヨボで役に立たなかったりするからなあ。
保証契約で数十万円ってのはわからないでもないけど、
死後に残された金銭全部いただきーってのはやり過ぎ。
あといらない山林とかの遺産ももらえよ。
ぶっちゃけ山林付きの土地とか超過疎地や廃村の土地までもらってくれたら
需要ありそう。 今契約者死亡時に不動産売却してローン完済しますってのがCMやってるけど、それもアウトになるな 遺族がいるなら終わりまでちゃんと面倒見ればいいけどそれができない事情があったり遺族がいないならこういう契約はありだとは思う
でもそれなら不動産も面倒見てほしいわな 俺も去年、二つの病院の世話になったが、一つめの民間病院では保証金で済んだものの、もう一つの市立病院は保証人書け、印鑑も押して貰えwと言われて困った
この何でも保証ってのは、一人暮らしが増えてる現実に不適合な制度なんだよな
現に賃貸住宅に入れない独居老人の問題が、かなり前から指摘されている
政府が保証人に代わる仕組み、低額の補助金制度などを普及させるべきだよ >>74
死因贈与が無効なわけでなくて、公序良俗に反するって判決なの。
きみは頭悪すぎるからレスやめたほうがいいよ。 民法改正のとき、なんで連帯保証人禁止を義務規定にしなかったんだろう?
特に公営住宅は >>74
あのCM見て、あれはあくどいビジネスだと思ったわ。
Aが住んでいる家を、済んだまま売却。家の所有権は買主Bのものになる。
AはBから家を借りている形になるから、家賃を支払うということになる。
長く生きれば生きるほど家賃は累積が大きくなるから、それを見越して
家を売却したAにはそれほどの金は渡されないだろうと。
結局、損をするのはA。家も無くなり、住むところも無くなり、
手にする金額はわずか。 小梨老人増えるんだしちゃんと監査してやるべきだと思うがな
現状半グレがいろいろやってんだろ >>42
限定承認はもし負債があった場合はプラス分で帳消しになるっちゃあなるが、
デメリットのほうが大きいからなあ
それを知らない無知は負債多けりゃチャラなんだしとか安直に考えてやっちゃうけどさw >>83
家は死ぬまで借り続けられるんだから、
住むところがなくなりとか意味が分からない
遺産として子供に家を渡すんじゃなくて、換金して自分たちで使っちゃうという
コンセプトなんだから家が残らないのは当たり前だよね? >>77
入院の保証人もそうだが、家族の同意がないと手術出来ないって言われたのには閉口した。 別にいいんじゃないの?
ジジイババアがタダで面倒見てもらえると思う方が公序良俗に反するわ
身内だって遺産目当てで行動するのに、
他人にさせるなら尚更遺産ぐらい差し出せよ 要はNPOが目を付けたのは、
身元保証無しの老人を保証すると保証料以外に年金がタンマリ相続できるからビジネスになるってことでしょ
つまり、国が年金の一部を天引き保管して保証する制度を作ればいい こういうのって、相続人が誰もいなくて現金だけ贈与契約されてた場合、不動産はどうなるの? >>19
いややはり法の不備ではあると思う。
最終的に法源となるにせよ直接適用できる条項の不備という意味では法の不備 >>74
あれは住宅を担保に金借りてるだけだから詐欺でもなんでもない 安倍チョンに献金してれば勲章間違いなしの美しい詐欺w 高齢者の遺産目的で世話をするって NPO団体でいいの? この手のは公正証書の作成やら家庭裁判所の選任がいるんじゃねぇのか? npoなのに620万円よこせって、npoとはなんなのか >>59
やっぱりそこ気づく人はいるよな
一部で報道されてるけど、じつはNPO代表の夫が市役所職員で社協担当 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています