帝国ホテル 東京が、新規事業としてサービスアパートメント「帝国ホテル サービスアパートメント」を開始し、2021年2月1日(月)に予約受付を開始します。入居開始は2021年3月15日(月)。長期滞在も短期滞在も可能な料金体系で、スタジオタイプ(約30平方メートル)の場合、月額360,000円(税金・サービス料込み)。最低宿泊日数は5泊からで150,000円(税金・サービス料込み)となっています。

 同社では、「エグゼクティブ層を中心とした“第2の仕事場”としての利用のほか、企業規模でのBCP対策や、富裕層のセカンドハウスなどの需要を見込んでいる」とのことです。

「帝国ホテル サービスアパートメント」は、ホテルのリソースを活用し、旅館業法下で行なう「ホテル内サービスアパートメント」という新しい住まい方を提案する新規ビジネス。開始にあたっては、タワー館の客室3フロアの一部を改修して、99室のサービスアパートメントとしており、旅館業法に則った事業のため、一般的なサービスアパートメントのような煩雑な契約もなく、都心での生活を気軽にスタートすることができるとしています。

 客室内にはキッチンや大型冷蔵庫などは設置されていませんが、それらを十分に補い、より快適な滞在を実現するという、専属サービスアテンダントによる24時間対応のサービスなどをベースに、日々の生活に必要な食事や洗濯などはサブスクリプション方式で提供するなど、ホテルならではのサービスや設備を活用できるとのことです。

 また、アパートメントフロアには共同利用スペースの「コミュニティルーム」が設置され、朝食のパンが無料で提供されるほか、洗濯乾燥機、電子レンジなどを自由に利用できます。また、ルームサービスによるサービスアパートメント利用者専用の食事メニューと、シャツ類のランドリーサービスは、サブスクリプション方式による一定期間の利用権として提供されます。

 このほか、ホテル内設備として、ホテルラウンジでのコーヒーまたは紅茶の提供、駐車場利用(1室につき1台)、フィットネスセンター・プール・サウナ利用(当面は予約制)、ミーティングルーム(予約制)やオフィスワークに最適なビジネスラウンジの利用、荷物のお預かり(数量等制限あり)などのサービスも含まれます。

 また、専属サービスアテンダントへの申し付けにはChatによるコミュニティサービス(セールスフォース・ドットコムが提供するSalesforce Service CloudのDigital Engagementと、Chatterによるコミュニティサービス)が導入されます。

「帝国ホテル サービスアパートメント」概要
 タワー館の3フロア計99室をサービスアパートメントとして販売、客室の一部はコミュニティルーム(共同利用スペース)に改修。帝国ホテルのサービスをサブスクリプション方式などで、快適なライフシーンをサポートするとしています。

・予約開始日:2021年2月1日(月)より
・利用開始日:2021年3月15日(月)より

基本料金に含まれるサービス
・シャンプー類、歯磨き・シェービングセット、くしなど各種アメニティ類(チェックイン日のみ提供)
・室内清掃ならびにリネン、タオル、寝間着類交換(一週間に3回)
・コーヒーメーカー
・テレビモニターへのインターネット接続
・共同利用スペース「コミュニティルーム」での朝食用のパン提供
・共同利用スペース「コミュニティルーム」での洗濯乾燥機、電子レンジ、オーブントースター、アイロン利用
・保冷品お預かりサービス
・ホテルラウンジ(本館1階「ランデブーラウンジ」)でのコーヒーまたは紅茶の提供
・ホテル駐車場の利用(1室につき1台)
・フィットネスセンター、プール、サウナの利用(当面は予約制)
・ビジネスラウンジ(パソコンブースなどの各種オフィスワークスペース)の利用
・ミーティングルームの利用(1日2時間まで/予約制)
・荷物のお預かりサービス(サイズ・数量・日数等制限あり)

全文
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