緊急事態宣言下の東京で、深夜まで銀座のクラブを訪れていた自民党の松本純衆議院議員と、田野瀬文科副大臣、大塚国対副委員長が同席していたことが明らかになり、松本氏ら3人が自民党を離党しました。

松本氏ら3人は、自民党本部で二階幹事長と面会し、離党届を提出し受理されました。自民党の松本純議員は先月18日、夕方から深夜まで飲食店や銀座のクラブを訪れていたことが分かり、党の役職を辞任していました。

松本氏はこれまで「陳情を聞くために、店には1人で行った」と説明をしていましたが、自民党の田野瀬文部科学副大臣と大塚国対副委員長が同席していたことが明らかになりました。

田野瀬氏は文科副大臣の辞職願を提出し、総理官邸で菅総理と面会しました。菅総理は「あるまじき行為だ」と述べたということです。

自民党幹部によりますと、二階幹事長は松本氏ら3人に対し、離党勧告を出しましたが、3人が離党届を提出したため離党勧告を取り下げて、離党届を受理しました。

自民党の閣僚経験者は「松本議員は国民にウソをついた訳だから、議員辞職するべきだ」と述べるなど、自民党内からは議員辞職を求めるなど厳しい声が出ていています。

2021年2月1日 15:39
https://www.news24.jp/articles/2021/02/01/04814190.html