トヨタ自動車が2021年1〜12月の世界生産で前年実績比17%増の約920万台を計画していることが3日、わかった。新型コロナウイルス禍前の19年実績を約2%上回り、過去最高の世界生産計画となる。生産計画は販売見通しを踏まえて策定しており、国内だけで4万社ともいわれる部品会社の経営計画の基準となる。トヨタが裾野の広い製造業の回復のけん引役になりそうだ。

2月初旬までにトヨタが主要部品大手に生産計画を示した。中国...(以下有料版で、残り618文字)

日本経済新聞 2021年2月3日 18:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD02DJP0S1A200C2000000/