WHO(世界保健機関)の専門家チームによる中国・武漢での調査を巡り、中国外務省はアメリカもWHOによる発生源の調査を受け入れるよう求めました。

 中国外務省は2日の会見で2019年の後半には世界各地で新型コロナウイルスが発生していたと述べ、2019年12月にはアメリカで、血液サンプルからウイルスの抗体が検出されたと指摘しました。

 そのうえで、アメリカも中国と同様にWHOの専門家を招いて発生源に関する調査に協力すべきだとの考えを示しました。

 中国政府は中国がウイルスの発生源とされることに神経をとがらせていて、今回のWHOの調査についても「国際的な研究であり調査ではない」との姿勢を強調しています。

ソース
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000206011.html