蒸気機関車(SL)が客車を引いて走る秩父鉄道(埼玉県)の「SLパレオエクスプレス」の今季の運行が13日始まる。これに先立ち、試運転列車が3、4日、秩父路を走った。

 けん引するSLはC58形の363号機。2020年は動輪やボイラーなどをばらばらにして点検・修理する全般検査を実施したため、運転がなかった。試運転では、広瀬川原車両基地(熊谷市)と三峰口駅(秩父市)間を、元気よく煙を上げながら往復した。

 SLパレオは12月5日まで土日を中心に熊谷―三峰口駅間を走る。初めて全車両を指定席にして、「密」を避けながら客を乗せるなどの新型コロナウイルス感染対策を取る。
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