※NHK

熊本県宇城市で、3歳の長男を殴って転倒させ、死亡させたとして母親が逮捕された事件で、長男の顔に過去のものとみられる複数のあざがあったことが警察への取材でわかりました。警察は虐待を繰り返していた疑いもあるとみて捜査しています。

熊本県宇城市の齋藤悠紀容疑者(27)は、3歳の長男の葵斗ちゃんの腹を殴って転倒させ頭を打つ大けがをさせたとして、傷害の疑いで4日に逮捕されました。

葵斗ちゃんは4日夜に死亡し、警察は容疑を傷害致死に切り替えて捜査していて、5日午前、齋藤容疑者を検察庁に送りました。

警察によりますと、齋藤容疑者は調べに対し「言うことを聞かなかったので、かっとなって殴った」などと供述しているということです。

これまでの調べで、齋藤者は3年前「子どもをたたいてしまった」と、みずから宇城市に相談し、今も週に1回程度、市の子育て支援の担当者が自宅を訪問したり電話をしたりしていたことがわかっています。

その後の捜査で、病院に運ばれた際に、葵斗ちゃんの顔に以前のものとみられる複数のあざがあったことがわかりました。

警察は、齋藤容疑者が虐待を繰り返していた疑いもあるとみて捜査しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210205/k10012851991000.html

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