延長することが決定した緊急事態宣言。20時以降の外食が大幅に制限され、多くの人の食生活に影響を及ぼすことになった。深夜営業を続ける店舗には多くの客が集まり、緊急事態宣言の有効性を疑問視する声にもつながっている。

◆コロナ禍でも行列が絶えないラーメン二郎

 さらに深夜だけでなく、日中の限られた営業時間にも一部の人気店には客が殺到している。圧倒的なボリュームと、パンチの効いた味で熱狂的なファンを虜にし続けるラーメン二郎には連日、長蛇の列ができているという。

「コロナ禍以前から行列が当たり前ではありましたが、コロナ禍にあってもその行列がむしろ長くなっている時間もあるほどです」と語るのは週1の二郎は欠かせないというジロリアンの坂本啓介さん(仮名・43歳)。

◆2週間の二郎断ちで“禁断症状”が発生

「昨年の春は休業しているお店も多く、外出自粛のムードもあり、これまで何年も通い続けていた二郎も断念せざるえなかったです。ただ、習慣化したものを切り離すのは予想以上に辛くて……。二郎にまったく興味のない妻には『これで健康になれるじゃない』と笑われましたが、むしろ逆、2週間も二郎から離れると急に無性に食べたくなり、一度、思い出すともう二郎のことしか思い出せなくなりました」

 “禁断症状”が続いた坂本さんはその後、ひと月半ぶりの二郎は格別だったそう。

「かれこれ20年以上は二郎に通っていましたが、これだけうまいと感じた瞬間はなかったですね。あのスープが体中に染みわたるようで、麺とぶたを口に含んだときの幸福感は自分でも驚きました」

◆2度目の緊急事態宣言はほぼ影響なし

 同じく二郎通いがライフワークだという山口義人さん(仮名・37歳)も行列に並び続けている。

「今はなかなか遠出ができないので、二郎が数少ない外出になっています。正直、2度目の緊急事態宣言下ではもっと落ち着くかと思ったのですが、全然人が減っていない印象です」

 万全の対策をして通い続ける山口さんだが、気になることがあるという。

「こちらは一人で黙って食べるつもりなのでリスクはないと考えています。ただ、仲間連れで来る人やカップルはしゃべりながらなので気になりますね。はっきりいって、観光地のようになるとモタモタして流れは悪くなるし、喋りながら並んだり、食べたりする人もいるので、ちょっと迷惑ではあります。行列もあまりソーシャルディスタンスをとっているわけではないので……」

◆週末にはかなりの大行列する日も

 家電量販店に勤務するため、休みは不定期だという山口さん。

「週末は店舗が書き入れどきのため、休みはほとんど平日でしたが、コロナ禍は客足が減っていることもあり、週末の休みは増えました。ただ、二郎はやはり週末のほうが行列していて2人以上で来る客も多い。本当は平日に行きたいのですが、接客業なので、次の日も勤務がある夜に行くわけにもいかず、悩ましいです。やっぱり定期的に食べないと、全然元気が出ないので」 熱心にファンにとっては日々の活力のために完全に欠かせない存在になっているラーメン二郎。コロナ禍では改めて必要性が浮き彫りになったようである。

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2021年2月6日 8時51分
日刊SPA!

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