「女性がたくさん入っている会議は時間かかる」森喜朗氏
2021年2月3日 18時04分
https://www.asahi.com/articles/ASP235VY8P23UTQP011.html


IOC「森会長は謝罪した。この問題は終了と考える」
ロンドン=遠田寛生 2021年2月4日 20時15分
https://www.asahi.com/articles/ASP246KSXP24UHBI022.html


経団連会長、森氏発言は「日本社会の本音出た」 広がる批判に「SNS恐ろしい」
毎日新聞2021年2月8日 19時15分(最終更新 2月8日 22時34分)

 経団連の中西宏明会長は8日の定例記者会見で、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言について「日本社会にはそういう本音があるような気がする。それがぱっと出てしまったかもしれない」と指摘した。
 中西氏は、森氏の発言について「コメントは控えたい」と断った上で、日本社会は「女性と男性を分けて考える習性が強い。我々の会社(中西氏が会長を務める日立製作所)でもダイバーシティー(多様性)の話をすると、ついつい女性と男性を分けて考えてしまう。私自身も、(そのような考えが)ないかといえばそうじゃないだろう」と述べた。その上で「女性や男性を前提に発言したり考えたりする時代ではない。ダイバーシティーを意識した組織運営や人事をやっていくべきだ」と語った。
 森氏の発言についてネット交流サービス(SNS)で批判が広まっていることについては、「SNSは恐ろしい」と話した。【土屋渓】
https://mainichi.jp/articles/20210208/k00/00m/020/164000c


二階幹事長、ボランティア辞退は「瞬間的」 五輪巡り
2021年2月8日 21時32分

 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言を受けたボランティア辞退の動きについて、自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、「瞬間的」としつつ、「落ち着いて静かになったら、その人たちの考えもまた変わる」と語った。

 今後の対応については「どうしてもおやめになりたいということだったら、また新たなボランティアを募集する、追加するということにならざるを得ない」と指摘した。
 さらに「参画しよう、協力しようと思っておられる人はそんな生やさしいことではなく、根っからこのことに対してずっと思いを込めてここまで来た」としたうえで、「そのようなことですぐやめちゃいましょうとか、何しようか、ということは一時、瞬間には言っても、協力して立派に仕上げましょうということになるんじゃないか」との見方を示した。
 森会長の進退については「周囲の期待に応えてしっかりやっていただきたいということを我々は心から念願する次第だ」と語った。

https://www.asahi.com/articles/ASP2872T7P28UTFK020.html