毎日新聞
新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性を知らせるスマートフォン向け接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の接触通知が届かなかった問題で、厚生労働省は外部有識者を入れた調査組織を設置して検証する。昨年9月の不具合発生から約4カ月の間、実際の端末を使って動作を確認せず発見が遅れた経緯があり、厚労省は年度内にも検証結果をまとめ、関係者を処分する方針だ。

 不具合が発生したのは昨年9月28日で、委託業者がアプリを改修した際、接触があったと判定される人でも、「接触なし」と誤って判断する設定になった。ネット交流サービス(SNS)などでは「感染した人と接触したのに通知が来ない」などの指摘が相次ぎ、今年1月になって不具合が判明。菅義偉首相も、今月4日の衆院予算委員会で「お粗末(な事態)だった」と釈明した。


 厚労省にはこれまで多数の不具合の問い合わせが寄せられており、厚労省の担当者は「影響度合いの高い不具合から順番に解消を図り、その度にアップデート(更新)している」と説明するが、今回の不具合については見逃されていた。また、今回の不具合は米グーグル製の基本ソフト(OS)「アンドロイド」版で発生したが、米アップルのiPhone(アイフォーン)のOS「iOS」版でも、SNS上では「通知が届かない」との指摘が相次いでおり、確認を急いでいる。アンドロイド版は近く復旧する予定。
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