「放射能物質の汚染調査をするしかない」と決意
 2011年の震災・原発事故から10年になる。東北地方以外の方は、もう忘れてしまったかもしれない。原発事故のあった福島県でも県民の関心が薄れている。

 この10年は人生のなかでも特に時間が経つのが早かったが、今でも当時の記憶は多く、しかも鮮明である。

 当時を思い返すと、放射線の知識がなく、1日1日が不安で「何が何だかわからなかった」ために緊張状態が続き、記憶が残ったのではないかと考えられる。この不安のなかで私は「放射能物質の汚染調査をするしかない」と決意した。

…略…

原発事故から8年後も高い放射線を出す「黒い土」
 19年の主要な調査は「二本松市市街地南部の調査」であり、調査は25日、測定は5,921地点、空間線量率(地上1m)は毎時0.06〜2.56マイクロシーベルト、平均が毎時0.28マイクロシーベルトであった(※1)。

 特筆すべきは、毎時1マイクロシーベルト以上が22地点、毎時2マイクロシーベルト以上が4地点あったことである(公的除染は18年に終了)。また、平均値が、二本松市がHPで公表している値と私の調査の値とでは大きく違うことである。さらに、この19年の調査でも、高い放射線を出す土「黒い土」が見つかった。

詳細はソースにて
https://www.data-max.co.jp/article/40049
福島第一原発事故から10年〜今も続く放射性物質の汚染
2021年02月09日 17:30

関連記事)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210207/k10012853671000.html
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https://buzzap.jp/news/20210128-fukushima-daiichi-nuke-plant-public-comment/
「福一の原子炉格納容器4京ベクレル」になす術なしの原子力規制委、なぜか一般に意見募集へ 2021年1月28日

https://www.data-max.co.jp/article/39641
福島第一原発事故による放射性物質汚染の実態〜2019年、福島県二本松市の汚染の現状と黒い土 2021年01月20日

https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202002/CK2020022902000138.html
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https://www.bbc.com/japanese/49750439
東電の旧経営陣3人に無罪判決 福島原発事故で東京地裁2019年9月19日

https://jisin.jp/domestic/1625163/
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https://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/cc2e0eddea63be3e92054f967f46ccdf
道路利用8000ベクレル以下=福島汚染土、夏にも実証事業(南相馬市)−環境省 2016年06月07日

https://webronza.asahi.com/science/themes/2913091700003.html
安倍首相「アンダーコントロール」のウソ 2013年09月18日

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-05-26/2011052615_01_1.html
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以上