>>218
ジェンダーgender社会的性の語源は文法的性。
語源はラテン語のgenus(種類、種族)でフランス語のgenreジャンルも同系の言葉。
英語以外のインド・ヨーロッパ言語には文法的性というものが有る。
フランス語だと月はla lune で女性名詞、太陽は le soleil で男性名詞。
文法的性はこの通り生物学的な性と関係無い単なる分類だからgenderをそのまま社会的性に
流用している。
…てな馬鹿丸出しの流れてジェンダーという言葉が出来たのだが、
そもそも父le pereで男、母はla mereで女性名詞、
その他の息子娘雄鶏牝鶏なんでも男女雄雌が分かる物は極少数の歴史的な変化による例外を除いて
生物学的性に従う。
男女オスメスの区別から無生物にもそれを拡大したのが文法的性の起源だというのが
現在最も有力な説だ。
というか、文字の未だ発明されていない時代の事を証明するのは不可能だが、
原始人がオレオトコ、オマエオンナと区別を付けて、
アレオトコ、コレオンナと次第に身の回りの物にも区別を付けて行ったとしか考えようが無い。

生物にとって食料の確保は生命維持の最も重要な要素である。
多くの野生動物と違って人間は農耕牧畜によってその問題を解決した。
オスとメスをつがいにして飼うと子供が産まれる。
食料を確実に無限に確保出来る!そう気づいた時に人間の文明は始まった。
農業にしてもまた然り、人工授粉を示す壁画がアッシリアで発見されている。
人間を人間にした最大の要素が男女オスメスの区別だ。
男女オスメスの区別はそれくらい重要だからこそあらゆる物に性別を付けるとういう行為が
始まったのであるし、結局は文法的性は生物学的性の一部に過ぎない。