長引くパンデミックのなか、アメリカではアジア系に対する犯罪が増加している。1月末、カリフォルニア州オークランドのチャイナタウンで、91歳の男性が背後から突然押し倒された。サンフランシスコでは散歩中の84歳の老人が故意にはじき飛ばされ、いずれも老人は死亡、犯人は逮捕された。

 その数日前には、サンノゼで春節用のお年玉を用意していた64歳の女性が襲われ、ニューヨークでも61歳の男性が顔を切られて100針を縫う大ケガをした。どれもSNS上で話題になったが、主要メディアでの扱いは小さい。

 そうしたなか、2月8日、サンノゼのジャパンタウンにある記念碑にいたずら書きされる事件が起きた。記念碑は花崗岩でできたモノリスで、この地に移り住んだ日系1世を讃える目的で岡山市から贈られたもの。
 
 深夜に何者かが赤いスプレーで文字を書いたようで、攻撃的な言葉は見当たらなかったが、この碑はつらい歴史を生き抜いてきた日系人たちの象徴でもあり、商店街の人たちに大きなショックを与えた。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/ffce031139afe1918150a8fa9daacd683387af4b
2021年2月10日 23時17分