女性蔑視発言が批判された東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が、辞任の意向を周囲に伝えた。
森氏の意向が日本で報道された直後、五輪と性差別の問題に詳しい米パシフィック大のジュールズ・ボイコフ教授が朝日新聞の取材に応じ、
「世界中が気にしていた。早く辞めるべきだったが、辞めないよりはましだ」と語った。

 ボイコフ氏は元プロのサッカー選手で、五輪に関して4冊の著作がある。米東部時間10日深夜に取材に応じ、
森氏の発言について「極めて攻撃的なものであり、スポーツ界、21世紀の社会において容認できるものではない」と非難した。

 森氏の後任は、元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)が取りざたされている。
ただ、ボイコフ氏は「もし東京の組織委がジェンダーの平等について真剣に考えるならば、より多くの選択肢を考え、最適な人選をするのではないか」と疑問視した。

 「五輪は世界的な舞台であり、世界の注目を集める」とした上で、
「再び80代の男性が就くならば、これが日本のジェンダー平等だという明確なメッセージを世界に発信することになる」と語った。

https://www.asahi.com/articles/ASP2C4H80P2CUHBI00W.html?iref=sptop_7_03


■参考
川淵三郎氏の新会長就任にさっそく抗議の声 ツイッターではハッシュタグ運動も
https://mdpr.jp/news/2435239 


https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1613071999/