※まいじつ

さすがに無理があったのだろうか…。女性蔑視発言で大バッシングを受けた東京五輪・パラ五輪の大会組織委員会の森喜朗会長が、辞任することになった。身内擁護で何とか事態を鎮火しようとしていたものの、結果的に状況が改善されることはなかったようだ。

2月3日に開催された日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で、女性の理事を増やし、4割以上にするという件について議論を交わしていた際のこと。これについて森会長は、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などとコメントした。女性蔑視ともとられかねない発言に対して、国内外から怒りの声が続出している。

そんな中、2月8日に自民党本部で開かれた会見では、二階俊博幹事長が森会長を擁護するような発言を繰り出していた。記者が「東京五輪ボランティア、聖火ランナーを辞退したいという声が相次いでいて、東京五輪の影響が懸念されているが…」などと質問したところ、二階幹事長は「どうしてもおやめになりたいということだったら、また新たなボランティアを募集すると、追加するということにならざるを得ない」とキッパリ。

また、森会長の女性蔑視発言に対して意見を求められると、「私は撤回したということで、それでいいんじゃないかと思っています」と言い放ったのだ。

身内擁護にウンザリする国民
森会長を擁護するような二階幹事長の発言に対して、ネット上では、

《森も二階も不適切な思考に加え、余りに時代遅れ過ぎる。撤回すると言えばそれで静まると思っているのか》
《前から太々しかったけど拍車がかかった。ボケてきたんじゃなかろうか》
《日本は「老害大国」ですからね》
《「撤回」とは何だろうか。しかし、撤回しても発言したという事実は変わらない》
《失言をしても撤回と謝罪をすればそれで問題ないという政治の世界の悪しき風習ですよね》

などと批判の声が殺到している。事態の沈静化を図った発言だったのかもしれないが、火に油を注ぐ結果になってしまった。

全文はソース元で
https://myjitsu.jp/archives/262399