出会いは一目ぼれ!小栗旬似イケメン彼氏の身の上事情

彼とは、とある恋活パーティーで知り合いました。背が高く、シュッとした端正な顔立ちで、ルックスはどこか小栗旬さんに似ていました。
パーティーでカップルになった私たちはすぐに盛り上がり、1回目のデートで「僕と付き合ってください」と彼から告白され、私からも「はい!」と伝え交際スタート。お互いに一目惚れでした。

彼の性格は、大人しく口数は少なめ。
私の問いに対しても、いつも「う…うん」と、自信なさそうにボソボソ。
いつも自信なさげだったのは、もしかすると私より低収入であることに引け目があったのかもしれません。
なぜなら、彼はいつもお金の話になるとボソボソと弱気だったからです。

彼の仕事は、手取り14万の整備士でした。さらに、彼の弟は生活苦で借金をしており、彼が代わりに払っていました。
彼は電気代不要、月5000円の格安社員寮で暮らしていたため、当人の生活費はほぼかからなかったとはいえ、貯金は全く出来なかったそうです。
当時、私は29歳。まだまだ未来への希望に満ち溢れていた私は、「愛さえあれば、お金なんてなくても大丈夫だ!」と信じていました。
弱気の彼にも「そんな弱気にならなくても大丈夫だよ」と背中をポンと押し、励ましていたものです。その都度、彼は「あ……、ありがとう」と涙を浮かべていました。困っている弟を助けるためにと身を削っている彼には、むしろ好印象を抱いていました。

また、整備士という仕事柄、彼は車を自分で直していました。そういう所にも、彼の生活力を感じ、大変心強いと感じていました。今思えば、かなり盲目だったと思います。

縁談を両親に反対された理由
彼は、会うたびいつも同じ服を着ていました。髪も、自分で切っていたためボサボサでした。彼の身なりを見るたび、母は、「あの子、いつも同じ服ばかり。髪型も、美容院に行っているような切り方ではないし……」と、私の心配をしました。さすがに、彼の給料や身の上話はできず「彼はね、節約家なのよ」とフォローしていました。

しかし、いくら節約家と伝えても、私の母は納得しませんでした。そこで、母は彼が家に挨拶に来た時に、「あなた、この子と結婚して生活できるの?大丈夫なの?本当にやっていけるの?」と何度も問い詰めたのです。彼の顔は真っ青でした。そして自信なさそうに「は……はい」と、しどろもどろに答えていました。うろたえる彼を、母は腕を組んでジーーっと観察。迫力ある母の姿に、彼は余計に怯えていました。

今思えば、そんな彼を実家に何度も招き入れたのはプレッシャーだったし、辛かったかもしれません。それでも、私は彼と本気で結婚したいと考えていました。また、だからこそ彼自身も、私を両親に紹介してくれたのです。だから、私も彼を両親に紹介しなきゃと考えていました。そもそも娘を持つ親は、自分の子供にはなるべく苦労をさせたくないと考えます。そのため、交際相手の話のみならず、身なりや足元などをチェックします。

そして乗っている車、時計、服、靴の質で相手の経済力を判断し、「娘を安心して任せられるか」を考えるのです。よって、娘の彼氏の身なりが質素だと、時には心配して縁談を反対するなんてことも。身なりで縁談が破談になるなんて、本末転倒です。
男性は、もし彼女の親に会う機会があれば、せめて身なりだけでもある程度のお金をかけるようにしましょう。

「実はパチンコで大損してて……」彼の裏の顔が発覚
「お金がなくても、愛があれば大丈夫」
当時は、そんな綺麗事を彼に何度も伝え、安心させていました。
しかし、彼との交際が続くにつれ、彼のだらしない真実がどんどん明るみになります。
ある時、彼は「パチンコで100万損をした」とカミングアウト。なんと彼は、ギャンブルで一攫千金を狙おうとしていたのです。

「もうパチンコなんてやめた方がいいよ。パチンコ屋さんって損する人がいるから儲かっているんでしょ?」
「そうかも知れないけど、パチンコでもしなければ大きなお金は入ってこないじゃないか。」
「それって、損をしたら取り戻そうと考えるだけでしょ?パチンコ会社の養分だよ?」
「でも僕の給料は安いし、パチンコをやるしか大物になる方法はないんだよ!」
「・・・お願い。ギャンブルだけは、どうしても辞めて欲しい」
「嫌だ!断る。」

私が注意をすると決まってこんなケンカになり、車の運転も荒くなる始末。
おまけに彼の車はかなり古く、走っている時に「ゴゴゴゴ……」と奇妙な音がしたため、乗っている最中は怖くて仕方ありません。

続きソース
https://newstoday-bd.com/marriage/3200