国際通りでタクシーのドア破壊容疑 米海兵隊員を現行犯逮捕
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210216-00000030-mai-soci

 沖縄県警那覇署は16日、那覇市でタクシーのドアを蹴って壊したとして、米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属、米海兵隊3等軍曹、ジョセフ・マイケル・サコー容疑者(23)を器物損壊容疑で現行犯逮捕した。逮捕時はかなり酒に酔った状態で、容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は16日午前4時45分ごろ、那覇市久茂地(くもじ)の国際通りで、停車していたタクシーの助手席側ドアを外から足で蹴って壊したとされる。逃走したが、付近を巡回中の警察官が近くの路上で発見して逮捕した。

 在沖米海兵隊を巡っては、米軍キャンプ・コートニー(うるま市)所属の1等兵(24)が1月31日早朝に帰宅途中の女性を駐車場に連れ込み、わいせつな行為をしたとして11日に強制わいせつ容疑で県警に逮捕されたばかり。この1等兵も当時、酒に酔っていたとされる。

 県は12日、在沖縄海兵隊のニール・オーウェンズ政務外交部長に「海兵隊の教育や管理態勢は不十分と言わざるを得ない」と抗議。オーウェンズ氏は謝罪し、「綱紀粛正に努める」と述べていた。【遠藤孝康】