※統一まで849427秒
https://www.recordchina.co.jp/b872144-s25-c30-d0191.html


2021年2月16日、韓国・MBCによると、韓国の元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さんが、米ハーバード大学のジョン・マーク・ラムザイヤー教授の「慰安婦は売春婦」発言に反論するためのオンラインセミナーに参加し講演することが分かった。これに対し一部で「妨害行為」が行われているという。

記事によると、ハーバード大学の学生らは17日、李さんらを招待してオンラインセミナーを行う。これを受け、極右性向が強いとされる韓国のメディア「メディアウォッチ」は同大学の教授や学生らに「ハーバード大学で開催される偽物慰安婦の“証言ショー”をボイコットしてください」と題するメールを送った。メールは「ハーバード大学が李容洙という人を招待し、慰安婦の歴史否定を覆すイベントを行うようだ」との趣旨の文章から始まり、「李容洙さんは日本軍慰安婦の犠牲者ではなく、ただの売春婦だった可能性が非常に高い」「初めは慰安婦被害者であることを否定していたが、後になって自分も被害者だと主張を変えた」などと主張。その上で「ハーバード大学の権威が大きく失墜する恐れがある」としてセミナーの開催を中止するよう求めたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「同じ国で暮らしていることが恥ずかしい」「極右とされる人がなぜ日本の主張に味方する?。今も日本植民地時代を生きていると勘違いしているのか?」「李さんの講演を応援している。こんな風に慰安婦の歴史が否定されるのは本当に悲しい」などセミナー開催を阻止する行為に批判の声が続出している。

また「親日や歴史歪曲(わいきょく)を処罰できる法律をつくろう」「歴史を正すための努力をしてこなかった後遺症だ。現在進行形の歴史歪曲を食い止め、悪を迅速に処罰するための法律をつくるべきだ」など処罰を求める厳しい声も。

一方で「李さんが偽物の慰安婦だという主張は以前からあるよね」「他の元慰安婦は間違いなく被害者だ。でも李さんは疑わしい。政治のにおいがするから信頼できない」「李さんの発言が一貫していないのは事実」との声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)