秋田県はツイッターを活用して実施していた、新しい県産ブランド米「サキホコレ」の名称周知キャンペーンを予定より早く16日に終了した。県のアカウントになりすました偽のアカウントが見つかったため、詐欺被害を防ぐ異例の措置となる。

県秋田米ブランド推進室によると、キャンペーンは公式アカウントを通じて応募した人の中から抽選で1000人にサキホコレ2合を贈る内容。

しかし偽のアカウントから応募者に対し、当選したかのようなダイレクトメッセージが届いていたことが発覚。メッセージはリンクをクリックすることを求める内容だった。詐欺被害につながる恐れがあるため、28日だった応募締め切りを16日に前倒しした。当選者には3週間以内に連絡が行く。

担当者は「残念だが、道の駅でのイベントなどを通して引き続きサキホコレをPRしていく」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20210217/k00/00m/040/021000c