※統一まで849427秒
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210218/for2102180001-n2.html
 野党「国民の力」が言い返した。

 「金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両大統領も韓日海底トンネルの建設に賛意を表した。金大中、盧武鉉両氏も親日派と言うことか」

 背後にあるのは、4月の釜山市長選挙だ。政権与党は釜山市の第2空港について、金海(キメ)空港の拡張ではなく、新空港建設を公約した。保守系紙は一斉に「経済合理性に反する」「見苦しい選挙目当て」などと批判した。

 しかし、金鍾仁氏は、釜山市が新空港建設に沸き返っている状況を見て、反対するのは得策でないと見たのだろう。「われわれも新空港建設を推進する」と政権与党の方針に同調する一方で、「こちらは公共事業をもっと釜山市に付けるのだ」とばかり、「海底トンネルの建設」を述べたのだ。

 話は「英仏海底トンネルの場合は」「海底トンネル掘削の技術とは」と発展し、いつの間にか韓国ネットでは「日本の技術を用いることになった」「工費の7割は日本が負担する」といった妄言が飛び交うようになった。

 何よりも不思議なのは、日本政府への打診が何もないことだ。

 言うならば、マンションの隣室に住む家族が、こちらの意向も聞かないまま、壁に穴を開けて隣室とつなぐかどうかでケンカをしているのだ。

 推進派は「穴を開ければ、夕食のおかずを貰いやすくなる」と妄想しているのかもしれない。反対派は「穴を開けたら、向こうの悪ガキが入ってきて、うちの食料を盗んでいくぞ」と喚いているのだ。

(略)