中国の春節消費、売上高28%増
日経2021年2月18日 15:30 [有料会員限定]
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69211620Y1A210C2EAF000/

【上海=松田直樹】中国の春節に伴う大型連休が17日に終了した。
商務省は同日、全国の主要な小売り・飲食業の期間中の売上高が、
新型コロナウイルスが深刻だった2020年と比べて28.7%増となったと発表した。
ただ、今年は新型コロナの感染拡大で旅行を控えた人も多く、例年の春節と比...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り136文字


---------


中国春節中の航空旅客、前年比45%減 消費は好調
ロイター編集2021年2月18日8:06
https://jp.reuters.com/article/china-aviation-idJPKBN2AI1CE

[北京 18日 ロイター] - 中国民用航空局(CAAC)は18日、
春節(旧正月)の休日(2月11─17日)の航空旅客数が357万人と
前年比45.16%減少したと発表した。

座席の販売状況を示す有償座席利用率(ロードファクター)は57.51%だった。

一方国際貨物は前年比212.48%急増した。

ジェフェリーズのデータによると、
国内線の座席使用率は8日の週に昨年2月以来の水準に低下したが、
今週は前週比65.5%の増加が見込まれている。

同社の株式アナリスト、アンドリュー・リー氏は「7日以降、
中国では国内感染が1件しか出ておらず、旅行制限が緩和されると予想している」と述べ、
抑え込まれていた需要が顕在化してロードファクターが改善し、
最終的に航空運賃が上昇するとの見方を示した。

消費者は旅行を控える一方で支出には積極的だった。


---------


世界的なコンテナ不足が、世界の景気回復のブレーキに?
Newsweek2021年2月12日(金)17時00分冠ゆき
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/02/post-95621.php


<去年の11月以降、世界的なコンテナ不足が各国の輸送費を押し上げている。
 海運業者に利益をもたらしたが、結果的に世界の景気回復の
 ブレーキとなりかねない状況だ......>

中国からヨーロッパ向けの海上輸送費の高騰が止まらず、
秋と比べても4倍にまで膨れ上がっている。
もともとはコンテナ不足に端を発した値上がりだが、そのほかの要因も重なり、
荷送人の負担はこれまでになく高まっている。
アジアでのコンテナ不足は、海運業者に利益をもたらしたが、
世界の景気回復のブレーキとなりかねない状況だ。

■コンテナ輸送費の高騰(略)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/2021/02/12/kanmuri0212ba.jpg

■欧米ロックダウンで中国からの輸出が急増(略)

■輸送費だけでない荷送人への負担
(略)
このコンテナ運賃の価格高騰が各国の輸出増加を阻害し、
世界の景気回復のブレーキとなりかねないと危惧されている。
(略)
■海運業者のひとり勝ち?

ただし、元通りになるには、
荷送人をはじめ影響を受けるサプライチェーンの体力がそこまでもつ必要があるだろう。
上述のテキスタイル業者の場合、
20フィートコンテナの輸送費が2000USドルを超えるとすでに収益は見込めないという
(ストラテジー・ロジスティック誌, 2/4)。
すでに4400USドまで値上がりしている現在、どちらを向いても厳しい状況であることは明白だ。