厚生労働省は18日、新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けた女性に対し、雇用政策や生活支援策の発信強化に向けたプロジェクトチーム(PT)を設置し、22日に初会合を開くと発表した。三原じゅん子厚労副大臣がリーダーを務める。

 新型コロナの影響で、女性や非正規労働者を中心に雇用情勢が大きく悪化。政府もさまざまな支援策を講じるが、対象となる人に情報が届いていないとの指摘がある。PTではこうした状況の打開に向け、効果的な発信方法について話し合う。

 全5回を予定し、雇用や生活支援、子育てなどのテーマで議論。メンバーは漫才師のハイヒール・リンゴさんや社会学者の古市憲寿さん、国際政治学者の三浦瑠麗さん、モデルのトラウデン直美さんら。

https://www.sankei.com/life/amp/210218/lif2102180033-a.html