健康診断でよくない結果が出るなどして、減量や禁酒禁煙、食事制限などを求められても、目標を長続きさせるのは難しいもの。コロナ禍のため友人と気軽に会うこともままならなくなり、一緒にがんばったり悩みを語り合ったりする機会も減っている。「やる気を維持してくれる」というスマホアプリを試してはどうだろう。

 ソニー出身のエンジニアらで創業したエーテンラボ(東京都渋谷区)が提供するのは、「三日坊主防止アプリ」と名付けられた「みんチャレ」だ。スマホにダウンロード後、利用登録して使う。匿名の5人でチームをつくり、共通の目標達成を目指す。習慣化を支援するサービスだ。

 利用者数は70万人。昨年春まで神奈川県と共同で、糖尿病患者や予備軍を対象に生活改善の検証実験をした。アプリを使って励まし合うグループと、使わないグループに分かれて効果を比べたところ、一日の目標歩数の達成率は「使用グループ=57・5%」「非使用グループ=26・5%」と、2倍を超える差がついた。

 利用者が互いに毎日の取り組み…(以下有料版で)

朝日新聞 2021/2/20 9:00
https://www.asahi.com/sp/articles/ASP2K4G10P1QUBQU007.html?iref=sp_liftop_apital_list_n