神奈川県は新型コロナウイルスに感染した人の濃厚接触者などを調べる積極的疫学調査について、
感染者の増加で保健所の業務がひっ迫しているとして先月から調査の範囲を縮小していましたが、
感染者数が減少してきたため、今月10日ごろから順次、通常に戻して調査を行っています。

保健所は新たな感染者の濃厚接触者や感染経路を詳しく調べる積極的疫学調査を行っていますが、
神奈川県では患者の数が激増して保健所の業務がひっ迫しているとして、
先月9日から調査の対象を原則、同居する家族に限定するなど範囲を縮小していました。

しかし、今月7日から13日までの1週間に新たに感染した人は1039人で、
感染者の数が最も多かった先月中旬に比べて5分の1以下になるなど感染者の数が減少したことから、
神奈川県は今月10日ごろから積極的疫学調査の対象を順次、通常に戻したということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210220/1000060636.html