アメリカ空軍ライフサイクル管理センター(AFLCMC)は2021年2月17日(水)、新型機としてAT-6E「ウルヴァリン」軽攻撃機をテキストロン・アヴィエーションから受領したことを明らかにしました。

 AT-6E「ウルヴァリン」軽攻撃機は、現在、アメリカ海軍および同空軍が使用するT-6「テキサンII」初等練習機をベースに開発されたプロペラ推進の2人乗り小型攻撃機です。

 アメリカ空軍は2017年から翌2018年にかけて、いったんはAT-6B軽攻撃機のトライアルを行っていたものの、2018年12月に調達計画の無期限延期を決め、採用保留としていました。

 しかし空軍は、同盟国や友好国などに対する低コストでの軽攻撃機開発を支援するために、このたび改めてAT-6Eの少数調達を行ったとのこと。同機は、軽攻撃や情報収集任務のほか、監視や偵察ミッションなどにも用いることができる機体で、最大3機取得する予定としています。

 なお、AT-6E「ウルヴァリン」のベースとなったT-6「テキサンII」初等練習機の生産や整備にもテキストロン・アヴィエーションは関わっています。



乗りものニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ce68858ad2b3ce1941cd752635675e4f1e0b6d7
画像 アメリカ空軍最新の攻撃機AT-6E「ウルヴァリン」(画像:アメリカ空軍)。
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