24日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスのワクチンの普及がさらに進み、
経済活動の正常化を後押しするとの期待などから幅広い銘柄が買われ、ダウ平均株価は、過去最高値を更新して取引を終えています。

24日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の日の終値から424ドル51セント値を上げ、
3万1961ドル86セントと、過去最高値を更新して取引を終えました。

また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も132.77ポイント上げて、1万3597.97で取引を終えています。

この日は、FDA(=食品医薬品局)が、ジョンソン・エンド・ジョンソンが開発する新型コロナウイルスワクチンについて、
「1回の接種でも高い有効性が確認できた」とする報告書を公表しました。

これを受け、市場では、ワクチンの普及がさらに進み、経済活動の正常化を後押しするとの期待から、幅広い銘柄で買いが広がり、
ダウ平均は初めて3万2000ドルを超える場面もありました。

最終的には上げ幅をやや縮小して、424ドル高で1週間ぶりに過去最高値を更新して取引を終えています。

市場関係者は、「各地で経済活動の再開の動きが広がりつつあり、今後も株価の上昇傾向は続くとみている」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/18ff17a12e1cd1ec9437fcd6138ea0d4f4667cf4


NYダウ424ドル高 ワクチン普及期待、最高値更新
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00002_V20C21A2000000/