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ここへきて「麻生太郎離れ」が地元・福岡で加速している…! 何が起こっているのか?
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「勢力図」が変わる可能性
「側近の松本純議員の『銀座クラブ問題』による離党に加え、1月31日に行われた北九州市議選では麻生氏の息がかかった自民党保守系のメンバーが4人も落選しました。本人は相当焦りを感じているはずです」(福岡県議会関係者)

麻生太郎財務相が追い込まれて、憂鬱な日々を送っている。

理由は、地元・福岡での影響力が急速に低下していることだ。

安倍政権の時代から「麻生離れ」が進んでいたが、ここにきて昨年9月の菅内閣発足時に総務相に抜擢された、武田良太氏の勢力伸張が加速している。

「武田氏は昨年12月5日には、多忙の中、竹下派の三原朝彦氏の政経セミナーと、岸田派の山本幸三氏の政治資金パーティーで挨拶をするためだけに福岡入り。着々と他派議員の取り込みを図って、麻生崩しに精を出しています。

4月に行われる豊前市長選は、現職で麻生氏が支持する後藤元秀氏と、前市議会議長の磯永優二氏との対決になる見込みですが、磯永氏を陰で推しているのは武田氏。つまり麻生-武田の代理戦争となる。

これで後藤氏が落選するようなことがあれば、福岡の政界における勢力図は一変し、以後は武田氏が麻生派を駆逐して、覇権を握ることになるでしょう」(前出・関係者)

現在80歳の麻生氏は、祖父・吉田茂と同じ85歳までは政治家を続けると言い張っているという。敗残して老醜を晒すようなことは避けたほうが良いかもしれない。

『週刊現代』2021年2月20日号より