【ワシントン時事】米調査会社ギャラップは24日、米国の成人(18歳以上)の5.6%が自身を同性愛など性的少数者(LGBT)と回答したとする世論調査結果を公表した。2012年の3.5%、17年の4.5%から上昇しており、社会での認知が進む中、LGBTを自認する人が増えていることを示した。

 調査は20年、1万5349人を対象に電話で行われた。LGBTを自認したうち複数回答で54.6%はバイセクシャル(両性愛者)、24.5%は男性同性愛者、11.7%は女性同性愛者、11.3%は心と体の性が一致しないトランスジェンダーと回答した。
 男女別でLGBTを自認した割合は、女性が6.4%で男性の4.9%を上回った。年代によっても差が大きく、74歳以上で1.3%だったのに対し、18〜23歳では15.9%に上った。

時事通信 2021年02月25日14時19分
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