[株式会社宮本製作所]

マグネシウムから新たな価値を創造する株式会社宮本製作所(本社:茨城県古河市、代表取締役社長:宮本 隆)の「洗たくマグちゃん」が、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(所在地:東京都中央区、会長:江口泰広)が主催する「ソーシャルプロダクツ・アワード2021」の自由テーマ(生活者が「持続可能な社会」づくりに参加できる商品・サービス)において、生活者審査員賞を受賞しました。

「洗たくマグちゃん」は「マグネシウムと水だけで洗う新しいお洗たく」を可能にする洗濯用品です。洗濯機に入れるだけで、水道水が洗浄力のある弱アルカリ水に変化し、皮脂や汗などの汚れ(※1)を落とします。洗濯槽やホースの汚れも付きにくく、掃除の簡略化にもつながります。

当商品で洗濯して出る排水は、一般的な合成洗剤と比べBOD(生物化学的酸素要求量)が低く(※2)、環境負荷を低減できます。BODとは、水中の有機物が微生物により分解される過程で消費される水中の酸素量であり、河川等における有機物による汚濁の指標となります。BODの値が低いことは、汚濁物質として含まれる有機物が少ないことを意味します。また、この排水は植物の光合成に欠かせないマグネシウム、農業の3栄養素である窒素・リン・カリウムを含んでおり、農業用の栄養水としてアップサイクルする研究も行っています。
こうした商品特徴や研究の取り組みを評価頂き、今回の受賞につながりました。ソーシャルプロダクツ・アワードは、ソーシャルプロダクツ(※3)の普及・推進を通して、持続可能な社会を実現することを目的にした、日本で初めての、そして唯一の、ソーシャルプロダクツを表彰する制度です。

受賞作品の詳細はこちらをご参照ください。
https://www.apsp.or.jp/spa_award_year/2021/

審査員評価

これほど日常生活に寄り添ったソーシャルプロダクツは類を見ない。皮脂や汗などの汚れを落とす洗浄力、洗濯槽に投入するだけで約300回*も使える手軽さ、東急ハンズや生協のカタログといった身近な販路展開など、その特長は枚挙に暇がない。さらに特筆すべきは、使用済みのマグちゃんを回収し、マグネシウムを施肥して栽培した農作物をプレゼントするなど、地球へのやさしさを訴求するユニークなプロモーション企画の数々である。利便性と環境性、それらをユニークに訴求する「洗たくマグちゃん」は、地域や年代、性別を問わずあらゆる生活者に支持されるだろう。
*使用環境や使用状況によって異なります


代表取締役社長 宮本隆よりコメント

ソーシャルプロダクツ・アワード2021に於きまして、栄えある「生活者審査員賞」を受賞いたしましたことに、心より感謝申し上げます。
既存製品を超越する革新的な製品は、既存顧客のニーズにマッチしないと言われながら、8年が過ぎました。この度の受賞をバネに、地球を守るお洗濯「洗たくマグちゃん」を世界に広めて参りたいと願っております。
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000027.000048569&;g=prt