鹿児島県屋久島町の口永良部島で、火山活動が高まっているとして、鹿児島地方気象台は、噴火警戒レベルを2の「火口周辺規制」から、3の「入山規制」に引き上げました。

口永良部島では、2月21日から、火山性地震が多い状態が続いており、2月25日が29回、26日と27日は15回、28日午後1時までに10回となっています。

気象台は、火山性地震の回数や頻度などが「レベル引き上げの判定基準を超えた」として、28日午後1時40分に噴火警戒レベルを2の「火口周辺規制」から、3の「入山規制」に引き上げました。

気象台は、新岳火口からおよそ2キロの範囲では、大きな噴石と火砕流に警戒を、向江浜地区から新岳の南西にかけては火口から海岸までの範囲で、火砕流に警戒を呼びかけています。

口永良部島の新岳では、去年8月29日を最後に噴火は発生しておらず、噴火警戒レベルは、今年1月19日に3から2に引き下げられていました。
MBC南日本放送 | 鹿児島

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