兵庫県姫路市の市議会議員の言動が不当要求行為と認定された問題で、「法的根拠がない」と市を訴えた裁判が始まりました。

松岡広幸市議は2019年、市に公園のフェンスのかさ上げを要望する際「気いつけてもの言えよ」などと威圧的な言動を繰り返し、担当した職員の異動を求めました。市は外部の審査会に意見を求めたうえで、「不当要求行為」と認定しています。

松岡市議は、この審査会について「開催する法的根拠がなく、名誉を傷つけられた」として、市に3300万円の賠償を求める裁判を起こしていました。3月1日に開かれた第1回口頭弁論で、市は「請求には理由がない」と主張し、松岡市議の訴えを退けるよう求めました。

3/1(月) 19:07配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/91a492db034556b95bbd1336538def1af084ee3c