https://news.yahoo.co.jp/articles/12af969edd08199e1e53d37d5718ef3369f0cfd3

28年前、当時の教え子にわいせつ行為をしたとして、1月に懲戒免職処分となった札幌の中学校の元教諭が、
1日、札幌市人事委員会に処分の取り消しを求めました。

不服申し立てをした札幌の中学校の元教諭は、28年前、教え子だった石田郁子(いしだ・いくこ)さんに
わいせつ行為をしたとして、1月に、懲戒免職処分を受けました。
 
この処分は、石田さんが起こした民事訴訟の判決で、性的行為が認定されたことがきっかけですが、
元教諭は、これまで一貫して性的行為を否定していました。
 
元教諭の代理人の弁護士は「札幌市教委は判決を理由に処分していて、的確で十分な証拠収集を怠った」などと主張。
処分の違法性や不当性を訴えます。
 
こうした元教諭側に石田さんは…

「教えてもらった子どもも傷ついているわけですよね。潔く正直に謝って申し立ては取り下げてほしいと思います」(石田郁子さん)

元教諭の教え子たちなど、子どもの気持ちを主体に考えて対応してほしいと話しました。