加藤勝信官房長官は1日の記者会見で、中国が入国者に対する新型コロナウイルス検査で、肛門に棒(スワブ)を挿入する方式のPCR検査(肛門スワブ検査)を実施していることについて「一部邦人から心理的苦痛が大きいなどの意見が寄せられている」と述べ、在中国日本大使館が中国外務省と北京市当局に免除するよう申し入れたことを明らかにした。

 ただ、中国側から検査方法を変更するとの回答は得られていないとし、「引き続き働きかけをしていく」と説明した。肛門スワブ検査を受けた日本人の数に関しては「詳細は不明だ」と述べた。中国以外で肛門スワブ検査を実施している国は確認できないという。

2021年3月1日 18時23分  産経新聞
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