政府は3日、体調不良で辞職した山田真貴子内閣広報官(60)の後任に、外務省の小野日子ひかりこ外務副報道官を起用する方針を固めた。
 小野氏は1988年に外務省に入省。在米国日本大使館での広報担当などを経て、2012年に内閣副広報官に就き、政府の情報発信を担った。16年からは東京五輪・パラリンピック大会組織委員会のスポークスパーソンを務めるなど、広報分野に明るい。

 山田氏は総務審議官だった19年11月、菅首相の長男が勤務する放送関連会社「東北新社」から高額な接待を受けていたことが発覚。いったんは続投する意向を示していたが、1日に辞任した。
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