【ロンドン共同】コロナワクチンの接種が進む英国で、効果を実証する調査結果が相次いでいる。抗体が多くの人に確認されたほか感染そのものや感染後の重症化リスクが下がったことも判明。英政府や研究者らは結果を歓迎する一方、変異株への効果など不明な点も残り、感染対策を怠らないよう国民に呼び掛けている。

英国では昨年12月以降、日本でも接種が進む米ファイザー製や英アストラゼネカ製が使われ、人口の約3割の2千万人が接種を終えた。両ワクチンはともに1人2回の接種が原則。英国の大学インペリアル・カレッジ・ロンドンによると、調査でウイルスと闘う抗体が約91%の人に確認された。

2021/3/4 17:01 (JST)3/4 17:19 (JST)updated
https://this.kiji.is/740117332824653824?c=39546741839462401