https://www.recordchina.co.jp/b872845-s25-c30-d0190.html


中国メディアの海外網などは2日、英サウサンプトン大学で教える中国人講師が4人組の男に訳もなく襲われる事件があったと報じた。

記事によると、被害者は37歳の男性講師で、先月23日のジョギング中に男らに襲われた。男性は地面に倒され、顔面や肩を負傷。鼻と唇からは多くの出血があったという。

男性は今月1日に受けた英メディアの取材で、「中国ウイルス」「この国から出ていけ」など人種差別的な言葉の暴力も受けたことを明かし、現在の心境について「以前のようにここが安全だとは思わない。事件当時、もし子どもが一緒だったらどうなっていたことか」などと語った。帰国することも考えているそうだ。

現地の警察は先月27日に容疑者1人を逮捕し、他の男らについても捜査を進めており、大学側は「人をとても驚かす理由のない襲撃だ」として捜査の行方を注視する考えを示している。(翻訳・編集/野谷)