ダイドー 鬼滅の刃効果で利益増

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20210304/2000042085.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

飲料メーカー「ダイドードリンコ」を傘下にもつ企業グループの1年間の決算は、
最終利益が前の年より80%余り増加しました。
人気漫画『鬼滅の刃』のキャラクターを描いた缶コーヒーがヒットしたことが要因だとしています。

大阪市に本社がある「ダイドーグループホールディングス」は、4日、
ことし1月20日までの1年間の決算を発表しました。
それによりますと、▼売り上げは、前の年より6%減って1582億円でした。
新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、自販機での清涼飲料の売り上げが減少したことが主な要因です。

一方、▼最終的な利益は、前の年より80.1%増えて32億円となりました。
これは人気漫画『鬼滅の刃』のキャラクターを描いた缶コーヒーが去年10月の発売から
3週間で5000万本を売り上げるなど、ヒットとなったことが要因のひとつとなっています。

缶コーヒーは原価が安く、利益がでやすいため、最終利益に貢献したということです。

「ダイドーグループホールディングス」の高松富也 社長は、
「鬼滅の刃とのコラボで、これまで缶コーヒーを手にしなかった若者や
女性にも購入してもらえた」と話しています。

03/04 18:03