イカナゴ漁解禁 過去最高値

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20210306/2020012367.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

瀬戸内に春の訪れを告げるイカナゴ漁が6日、解禁されました。
大阪湾と播磨灘はイカナゴの国内有数の漁場で、「シンコ」と呼ばれる稚魚が
体長4センチ以上に育ったことから、解禁されました。

明石市の林崎漁協では、網にかかったイカナゴがさっそく競りにかけられていました。
多いときには年間3万トンが水揚げされていたイカナゴは、4年前から記録的な不漁が続き、
去年の漁獲量は147トンにとどまっています。

ことしも不漁が予想されていて、初めての競りでついた値段は1キロあたり3800円と過去最高値となりました。
林崎漁協の久留嶋継光課長は「なかなか資源量が回復しないのは心配ですが、
今後も資源管理を続けて、できるだけ多くの人に味わってほしいです」と話していました。

明石市内の鮮魚店では水揚げされたばかりのイカナゴを買い求める人たちが列を作りました。
甘辛く煮つけた「くぎ煮」を作るという女性は
「最近は量が少なく、うしろの人のことも考えないといけないので、少なめに8キロ買いました。
午前中に炊いて、全国のお友達に送ります」と話していました。

03/06 12:05