https://news.yahoo.co.jp/articles/0768eecb844102bde3611fce9c633eb40f58376e

福岡県篠栗町で昨年4月、5歳の男児を餓死させたとして保護責任者遺棄致死容疑で
母親と知人の女である赤堀恵美子容疑者が逮捕された事件。
捜査関係者などによると、赤堀容疑者は十数年前に大分県内で結婚したが、
1年もたたないうちに、当時の夫らに数百万円の負債を残して突然失踪していた。
元夫の親族が西日本新聞の取材に応じ、「返済が大変だった。事件の報道で(赤堀容疑者を)見て驚いた」と話した。

親族によると、赤堀容疑者は当時、元夫と義理の両親と4人で暮らした。
元夫の1カ月分の給料を数日で消費するなどし、義母から厳しく注意されたことがあった。

ある朝、赤堀容疑者は車で家を出た。その際、親族が「何時に帰るのか」と聞いたところ、「分からない」と答え、
そのまま行方が分からなくなった。その後、赤堀容疑者が元夫の名義で消費者金融から借金をしていたことが判明。
使っていた義父名義の携帯電話の月間料金も約20万円に上るなど、請求書が次々と届いたという。

元夫と義理の両親は数年がかりで返済。赤堀容疑者とは連絡が取れず数年後、容疑者方の親族を通じ離婚手続きをしたという。

赤堀容疑者は福岡県篠栗町で再婚した。知人らに「元夫からDV(ドメスティックバイオレンス)を受けたので、
約10年前に篠栗町に逃げてきた」と話していたという。元夫の親族は「DVの事実はない」と反論している。


逮捕された母親が子ども3人と暮らしていたマンションの一室=福岡県篠栗町
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